炭坑記録画の数々
世相あれこれ

喇叭節
昭和41年7月

 明治三十七年末より流行した喇叭(ラッパ)節、大正初期まで。
1 ~十円紙幣(札)と五円札、どちらが良いかと問うたれば(問うてみれば)、忠臣蔵の義士の紋(の)、二ツ巴が良いわいなー トコトットコトー
大石内蔵之助は二ツ巴の紋であるが、打入り当夜は主君内匠頭より拝領した違い鷹の羽紋入りの腹巻を着用していたと伝えられている。山鹿流の陣大皷にはいれてあったか、どうか。

2 (1の)替え歌 ~一厘銭と五厘銭、どちらが良いかと問うたれば(問うてみれば) 小野小町じゃないけれど 穴のない方(五厘銭)が良いわいな 
トコトットコトー




※二ツ巴 ここでは十円紙幣のことを指す。
※山鹿流の陣太鼓  忠臣蔵で合図に使用したとされるが、実在しないので、後世の創作とされている。

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