炭坑記録画の数々
世相あれこれ

日清戦争(黄海々戦)
昭和41年8月

 日清戦争、明治二十七年九月十七日朝、黄海々戦。故人・佐々木信綱が作詞した(軍歌)「勇敢なる水兵」。
 ~煙も見えず雲もなく 風も起らず波たたず 鏡の如き黄海は 曇りそめたる時のまに(中略)副艦長の過ぎ行くを かすむまなこに認めけん 声を限りに彼は問う まだ沈まずや定遠は…。

(絵の)水兵は佐賀県人・三浦虎次郎三水、副艦長は向山少佐。松島の上甲板(じょうかんぱん)(の場面)。
日本は伊東祐亭中将司令長官、旗盤は松島(4278㌧)、厳島、橋立)千代田、比叡、扶桑、高千穂、浪速、秋津洲、西京丸、赤城
支那(清国)は、丁汝昌大将提督、旗盤は定遠(7314㌧)、銀遠)来遠、平遠、広甲、超勇、経遠、致遠、致勇、揚威、威遠、靖遠、綏遠




※定遠 清国海軍保有の軍艦。
※三水 三等水兵。
※松島 日清戦争時、日本海軍の旗艦となった軍艦。以下、厳島、橋立、千代田、比叡、扶桑、高千穂、浪速、秋津州、西京丸、赤城はすべて軍艦の名称である。
※上甲板 複数の甲板をもつ船舶で、最上層にあって船首から船尾まで全通する甲板。
※銀遠  日清戦争時の清国海軍の軍艦。以下、来遠、平遠、広甲、超勇、経遠、致遠、致勇、揚威、威遠、靖遠、綏遠はすべて軍艦の名称である。

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