炭坑記録画の数々
世相あれこれ

日清戦争(木口小平の勇敢なる戦死)
昭和41年7月

 ~渡るーにやすーき安城の 名はいたずらのものなるか
 日清戦争安城渡、右翼隊歩兵第二十一連隊十二中隊々長・松崎直臣大尉の指揮下、喇叭(ラッパ)卒・木口小平の勇敢なる戦死。(敵弾のほとんどが貫いても、ラッパを吹きつづける進撃譜)(木口は)死んでもラッパを握りしめて放さなかった、壮烈なる最期であったと言う。これは安城渡の激戦である。
(別に白神源次郎というラッパ卒が、これと同様の戦死をしているが、同人なるかあるいは二人が同様の戦死をしたのか、私は知らない。(私の)少年時代からの疑問である。あるいは、(木口と白神は)同人ともいう)






※安城  朝鮮半島の地名。日清戦争時に交戦地となった。
※ラッパ卒 進撃ラッパ担当兵。

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