炭坑記録画の数々
災害、リンチ
ミセシメ6(リンチ四態)
昭和40年4月
ミセシメ タカシマ マツシマの拷問というが、筑豊にもある一部ではこれに似たリンチがあったかも知れぬ。
1 砂袋で五十㌔(八十余斤)強漢には二袋位あげていたと云い、膝下に角木二本敷く
カシノ木 60㍉角 六○㌢長
2 柱抱き うしろでだくから苦しい。足はウゴカヌ様に縛りつけ、手は上下ウゴク。
3 括り猿 これも背中が上になるから苦しい。提灯まげの一種である。宙釣。
4 これは右(3)によく似ておるが手だけ釣って足はそれに縛りつける。棒一本入れる。
此の外、責める状態はいろいろある。が、キカズ ミラズで描けず
1は砂袋。なしで頭を股に挟み上からも樫木二本添え上下縛り締める方法もある。と言う。
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