炭坑記録画の数々
坑内労働(仕繰)

木子積(夫婦での作業)
昭和39~42年頃

明治、大正、昭和 キコヅミ 木工積 中にボタ(硬)を積込(充填)するのをミコズミと云い 詰こまぬのをカラコヅミと言う 略してミコ、カラコと称す。
この防落工事は莫大な材料(坑木)と人件費がかさむので、好条件のヤマでないと実用せぬ。貧乏人がなげなしの貯金を受下げて米代にする様な とってはならぬ 大黒柱的の保安炭柱の一部を払うたときなど これを採用する事がある。
明治終り頃から昭和終戦後まで中小ヤマにはカーバイト使用のガスカンテラが多かった。但しガスケのないヤマだけであった、事は勿論。
細い坑木は先山一人で軽くうごくが二人の方が捗どる 夫婦仲よく。カラコは不用になって移転されるがミコは困難。
~娘よろこべ 今度の婿は 仕事で嫌いで 酒が好き ゴットン

<<前の記録画  次の記録画>>

<<前の10件 11|121314151617181920

11/20