炭坑記録画の数々
墨絵
むかしヤマの人びと11(シクリカタの枠入れ)
昭和33~38年頃
むかしヤマの人びと 枠入 シクリカタ
ヤマによっては入枠不用の処もあるが、永くなると自然的に天井や壁が弛んで一側づつ崩れてくる。経費は嵩むが枠入れせねば危険になる。それでも古くなると四尺(一・三五米)以上の中間にマワクを入添える。
枠足の傾きは四〇センチに一〇センチ位である。ワクガマ 穴を深く掘り込んで立てねば人形枠で(浮足)不完全である。
~女禁制 高野の山に
ナゼに女松が生えたやら ゴットン~
*マワク(間枠) 枠間は三~四尺位の距離であったため、補強の必要な所ではその中間に一枠追加していた。
*人形枠 坑道で枠足を立てるとき穴を掘って堅固にするものであるが、これが不十分で足が浮いているもの。
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