炭坑記録画の数々
ヤマの子どもたち
お手々つないで
昭和39~42年頃
明治中期のヤマの子供、お手々つないでの女子。(女の子の)輪の中に、鬼がかがんで目をつぶっている。その周囲を(女の子たちが手をつないで)まわる。
~座頭さんへ ざとうさんへ 甘酒一杯飲まさんせ(飲みなさい)ー
まだまだー まだがいやなら あなたの後ろはだれじゃいなー
こうして(鬼は)後ろの人の名前をうまく呼び当てると交代するが、当てないと当てるまで鬼(のまま)である。あまりにも幼い子は鬼役免除で、アブラ虫にして加える(誰かに引っ付けて参加させたの意か?)。
※座頭 もともとは室町時代の盲人の琵琶法師の官名だが、後年では剃髪の盲人で、鳴り物を弾じて歌を唄い、語り物を語り、または按摩や鍼治療などを業とした人をいう。時代とともに転じて、一般的に盲人の別称で使用された
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