炭坑記録画の数々
墨絵

岩粉散布(炭塵爆発防止)
昭和33~38年頃

ガンプン撒布

 一瞬にして坑内全域を火の世界と化す怖るべき炭塵ガスの爆発、ヤマの災害の王座をしめておる。この予防策として発火を押える撒水法もあるが、之は中々手が込んで徹底せず故障も多く経費も嵩むので(石粉)ガンプン撒布を現今も励行しておる。(昭和初中期)
 地下三百メートル以上になると地熱でも三〇度以上ある。従って乾燥も甚しく炭塵は降雪の様につもる。尤も雪は白いが黒色の炭塵に白いガンプンを撒くからキレイでもあるが、足をいれると灰カグラがあがる。

*ガンプン(岩粉) 炭塵爆発を防ぐために撒かれた岩石の粉末。

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