炭坑記録画の数々
墨絵

昔のヤマ人16(春駒)
昭和33~38年頃
普のヤマ人 春駒
~ハァー、目出度いなー、芽出度いなー、エ……。咲いた櫻になぜ駒つなぐ、駒が勇めば花が散る。
此の馬は人を乗せるのでなく人に担がれていた。頭はハリボテ、胴は竹製のナガジョウケ、足はいわゆる二本で馬上の人が腰の下まで袴の様にショウケをキリヌキはめておる。目標は正月餅で門毎に入馬が跳踊りをするから、本統に馬がヘコタレる程多くの餅を貰う。昔はヤマ人でも配給米でないから貧乏ながらも相当多量に正月餅はあったからである。
鳴子と鈴で調子をとり賑わしい事限りなし。
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