炭坑記録画の数々
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重圧
昭和40年3月
ヤマの人は荷(ニ)が来たと言うていた。初めはカミサシがパチパチとなって割れる。それがおりあう(やむ)と添え柱などで補強工作をする。第二の大重圧がくると柱は折れ又裂けわれ 炭壁までバリバリパチパチと鳴ってくる。そうなると 度胸もヘチマもない何はともあれ逃げねば危険。ガックリ小形食違いの処など道具も持出せぬ事がある。
アラトコ(新掘進)のキリハには重圧は来ない。地柱(リユウズ)炭柱払いにやってくる。天井の悪いヤマはニは来ぬでもバレる事は多い。ベテラン先山は時々打診して浮ボタを調べ滅多に取り落さぬ。
(古詞)
さあにげろ 命あっての 二合半 おや子四人で 一升の命。
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