炭坑記録画の数々
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ヤマの米騒動(1)(羽釜合戦杓子かぜ)
昭和33~38年頃

ヤマの米騒動 刃釜合戦 杓子かぜ

 大正七年春頃、白米(一升)一キロ四百グラム廿二銭が八月には五十六銭まで騰がった。一部ブローカーの買占めによる変動であったが、ヤマの人たちは餓死寸前に追つめられた。それは熟練坑内夫でも一日米二升分の賃金が獲得できない状態であったからである。富山市の漁夫の主婦連が騒ぎの口火で、全国に伝播した。筑豊のヤマもくすぶりが爆発し、さあーあちこちに火焔が出そめた。
 これはヤマの主婦たちがミチバヤシを踊っておるのじゃーありません。絶体絶命死生の境涯をたどる叫びであった。
 米の値があがり 吹出す杓子風

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