炭坑記録画の数々
ヤマの暮らし

ヤマの燃料(割木)
昭和40年6月

明治大正 ヤマの燃料③ ワリキ
古坑木 永く坑内で使用した半腐れや 比較的早目に取替えたが他につかいまえのない坑木、殆んど松であるから 煙りは多く火力は半減しておる。ワリ木はモトから竹はウラ(ホソイ方)からと規格はあるが古くても雑木や杉の様によく(容易に)割れないネジレ(フシ)木がある。そんなのはモトからワレずウラからの方がワリ易い事もある。(圣一五㌢以上になると六〇㍉づつ位いに皮むく様にして割(ワラ)ねばならぬ。先山はマキワリにも巧拙の差が太い。

A 石油空缶 五銭はりこんで速成ク口(カマ口)底に煉瓦二枚か土か石をいれねばヒックリカヤル 釜と共に。
B 土(ワラ)ク口焚物の多くいる事。(ガンガンクロは2㌔がセイゼイ)

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